伝統構法調査

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京都六原の長屋リノベ。市役所に補助金を申請するにあたり、「伝統構法でつくられている証拠写真」が必要なため、畳をめくって床下を調べます。

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石の上に柱が建っている写真。まさに伝統構法。ちなみに、ボールと植木鉢と瓦は、町屋の床下に転がっている三大ゴミということが最近分かって来ました。


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屋根裏。竹小舞と土壁。まさに伝統構法。いつもながらすごい埃です。


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屋根瓦。新築時から葺き替えていないのでかなり痛みが目立ちます。今回の工事で一新する予定です。







by yyaainfo | 2017-09-13 01:26 | '17-京都市K長屋
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六原の長屋リノベ。実施設計が出来上がったので工務店に見積を依頼しています。作業開始に先立って現地調査に来て頂きました。古い建物のリノベでは現在の状況を図面や写真で説明しきれないため、どうしても見積を行う前に現地調査が必要です。


特に今回は屋根の工事が曲者。瓦屋根は、部材の名称や葺き方、瓦の種類など、職人の間で昔から使われてきた専門用語がたくさんあり、曲がった部材が3次元的に組み合わさるため図面では指示しにくく非常に難解です。一軒家でも難しいのですが、長屋では小さな屋根が様々な形状で組み合わさっているため、どこがどうなっているのか、もはや外観からは全く分かりません。職人さんと連携しながら現場で納まりを検討していくことになりそうです。


調査に来られた瓦屋の親方から、下屋の瓦は少し小さめのサイズの瓦で葺くのが本来の京都のやり方だと伺いました。確かに通りを見渡すと、古い状態で残っている箇所は若干小ぶりな瓦が載っています。普通サイズで葺いた部分と比較すると、何となくヒューマンスケールというか、小気味好く感じられるのが不思議です。奥深い瓦の世界にどんどん引き込まれていきそうです。



by yyaainfo | 2017-06-15 00:15 | '17-京都市K長屋

プレゼンテーション


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京都の長屋リノベーション計画。お施主さまにプレゼンテーションを行いました。今回は建物をスケルトンに戻すのではなく、古くてまだ使えるものを極力残しつつイメージの刷新を図るため、イメージ写真などを使いながらのプレゼンです。


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展開図。先日実測した内容をもとに現況図を起こし、残す箇所と替える箇所を細かく指定しています。手間がかかりますが、リノベーションではどうしてもこの作業は欠かせません。


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CGでは町屋の雰囲気を伝えられないので、珍しく手書きパースでご説明。たまにはこういうのも良いですね。





by yyaainfo | 2017-04-29 10:50 | '17-京都市K長屋

大阪・奈良を拠点に新築住宅やマンションリノベーション、古民家改修、古ビル再生、店舗の設計を行う一級建築士事務所です。


by 山本嘉寛建蓄設計事務所
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